髙島屋news|11月国内百貨店は0.5%減/免税と特選衣料雑貨好調・冬物低迷
(株)髙島屋(大阪府大阪市、大本茂社長)が2018年11月の売上速報値を発表した。
高島屋単体13店舗、そして子会社4店舗を加えた国内百貨店17店舗の売上高は、ともに前年を0.5%下回った。
11月は、高額品や免税売上げは伸長した。しかし、コートやマフラーなど防寒アイテムの動きが鈍かったことに加え、文化の日が土曜日に重なったこともマイナス要因となった。免税売上げは8.5%増と好調だ。
店舗別では単体13店舗中、5店舗が増収した。大阪店3.2%、泉北店2.6%、柏店2.5%、京都店1.8%、新宿店0.4%。そして百貨店子会社では高崎高島屋が0.4%だった。大宮店は0%で前年並み。
一方で、立川店▲10.0%、堺店▲9.3%など6店舗は前年を下回った。百貨店子会社は、岐阜髙島屋▲5.9%、米子髙島屋▲2.5%、岡山髙島屋▲0.4%。このうち立川店、堺店、米子店は前年同月より売場面積が縮小している。
商品別では、特選衣料雑貨が大きく伸長した。また、婦人雑貨、宝飾品、食料品が好調だった。一方で、紳士服、紳士雑貨、婦人服、子ども服ホビー・リビングなどは不調に終わった。