サツドラnews|第2Q売上高415億円・7%増収/26%経常増も利益率低調
サツドラホールディングス(株)(札幌市北区、富山浩樹社長)が、2019年5月期の第2四半期業績を発表した。
売上高は415億4300万円(前年同期比7.4%増)、営業利益は2億3200万円(前年同期比13.5%増)、経常利益は2億6500万円(前年同期比26.4%増)、四半期純利益は5100万円(前年同期比37.6%減)だ。北海道胆振東部地震とその後の大規模停電により、店舗の商品や設備の一部に品質劣化や破損・損傷等の損害が発生した。特別損失1億0700万円を計上し、純利益は大きく下がった。
営業利益率、経常利益率ともに0.6%。利益率の低さが引き続き課題だ。
11月15日時点の店舗数は、国内210店舗、国外4店舗。
今期は、第2創業期と位置付け、ドラッグストア事業を中心にしながら、マーケティング会社やIT関連会社をグループ化した。これによってリアル店舗を持つ強みを活かしながら既存事業の拡充と新規事業への進出を図ることでグループ全体の成長を目指している。
「成長戦略」として掲げているのは、①強固なリージョナル・チェーンストアづくり、②リージョナル・プラットフォームづくり、③アジアン・グローバルへの発信、④デジタルトランスフォーメーションの推進の4つだ。このうちアジア・グローバルへの発信については地震の影響が大きく、インバウンド消費も低調に推移している。