スギnews|’19年2月期売上高4885億円6.9%・経常利益5.2%の増収増益
愛知県を本拠地にして関東・中部・関西エリアへドラッグストアを展開するスギホールディングス(株)(愛知県大府市、榊原栄一社長)の2019年2月期決算は、314億1700万円を上乗せして売上高4884億6400万円(前年同期比6.9%増)の増収だ。
売上総利益は1423億円(8.2%増)、販売費及び一般管理費は1164億8300万円(9.1%増)となり、営業利益は258億1700万円(4.3%増)、経常利益は272億3700万円(5.2%増)、純利益は179億4000万円(9.3%増)の増益だ。
営業利益率は5.3%、経常利益率は5.6%。
スギの強みであるカウンセリングを中心とした接客体制を強化した。またドミナント構築に向けて関東・中部・関西エリアへ集中出店した。さらに健康維持・予防から介護・終末期のケアまでを一貫してサポートする「トータルヘルスケア戦略」の実現に向けて施策を打った。たとえば、薬剤師・ビューティアドバイザーといった専門家によるカウンセリング販売、医療機関との連携強化やクリニック併設店舗の拡大などだ。
102店舗を新規開設し、62店舗の中・大型改装を行い、17店舗を閉店した。2月末の店舗数は85店舗純増して、1190店となった。
2020年2月期は売上高5200億円(6.5%増)、営業利益280億円(8.5%増)、経常利益290億円(6.5%増)、純利益183億円(2.0%増)を予想している。