関西スーパーnews|’19年3月期1236億円0.8%増収・経常利益1.5%減

(株)関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市、福谷耕治社長)の2019年3月期は、営業収益1236億4900万円(前年同期比0.8%増)、営業利益19億8800万円(3.1%減)、経常利益23億3800万円(1.5%減)、純利益13億7000万円(10.3%増)だった。

営業利益率1.6%、経常利益率1.9%。

関西スーパーマーケットグループは新たな3カ年中期経営計画をスタートさせた。「健康経営」「生産性向上」「教育」の3つの柱を掲げ、来店頻度を高める「お客様目線の店づくり」と人材の定着化を目的とした「従業員目線の職場づくり」に取り組んだ。

地域との連携では、日常の買い物に不便を感じている高齢者や体の不自由な人に商品を届ける移動スーパー「とくし丸」事業を展開しており、3月末現在で8台運用している。

既存店舗では3店をリニューアルオープンさせるとともに、買物がしやすい環境を整備するために、売場レイアウト変更を中心とした小改装を4店舗で実施した。

9月に開設した「神戸若松台センター」は順調に稼働しており、米飯、野菜の加工商品を一括して店舗に納入することによって、生産性向上と品揃えの充実を図った。また、11月には阪急阪神グループの共通ポイントカード「Sポイントカード」の取り扱いを兵庫県下の27店舗で開始した。

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