三越伊勢丹news|9月三越伊勢丹/地域事業会社全社が二桁増の高い伸び

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)の9月の国内百貨店は前年同月比123.7%だった。三越伊勢丹および地域事業会社全社が前年売上実績二桁増の高い伸びとなり、2カ月連続で前年を上回った。

大都市圏の店舗では、時計・宝飾・美術品・ハンドバッグ・財布・婦人靴などのカテゴリーが売上げを大きく伸長させた。8月の新宿店宝飾売場や婦人靴売場、日本橋店時計売場などのリフレッシュオープンと、増税前の駆け込み需要の相乗効果である。

免税売上高は一部の店舗では前年を上回ったものの、為替などの与件による買い控えも見られ、全体では伸び悩んだ。

伊勢丹新宿本店120.0%、三越日本橋本店129.4%、三越銀座店113.1%、伊勢丹立川店111.7%、伊勢丹浦和店117.2%、伊勢丹相模原店249.6%、伊勢丹府中店250.0%。9月30日に閉店した伊勢丹相模原店と伊勢丹府中店は「閉店セール」で前年比250%もの売上げ効果をもたらした。

国内グループ10店舗は119.0%。その中で高松三越133.4%、札幌丸井三越132.3%、松山三越129.5%と大きく伸長した。その他、函館丸井今井118.2%、岩田屋三越115.8%、仙台三越115.4%、名古屋三越114.8%、広島三越113.6%、静岡伊勢丹113.3%、新潟三越伊勢丹112.9%と全店が前年を上回った。

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