ヤマナカnews|第2Q 営業収益480億円2%減・経常利益16.7%減
中部地区でスーパーマーケットを展開する(株)ヤマナカ(愛知県名古屋市、中野義久社長)が2020年3月期の第2四半期の決算を発表した。
営業収益は480億5900万円(前年同期比2.0%減)、営業利益は2億2300万円(25.2%減)、経常利益2億8500万円(16.7%減)、四半期純利益1億4500万円(37.3%減)の減収減益だ。四半期純利益の大幅減益は、前期に4900万円あった特別利益がないことと、減損損失1億0200万円の特別損失が発生したことによる。
営業利益率0.5%、経常利益率0.6%。
ヤマナカグループは、2022年の創業100周年に向けて、安定的に利益が出る基盤をつくることを目的に、2019年3月期を初年度とする中期3カ年計画を策定し、持続的成長に向けた構造改革に全社を挙げて取り組んでいる。
商品政策では、健康ニーズや時短ニーズの高まりに合わせた、低糖質・高タンパク商品の拡充や冷凍食品売場の拡大、子育て世代へ向けた大量目でお値打ちな商品からシニア世代へ向けた小量目で高質な商品までを展開するよう商品の見直しや陳列替えを行っている。また、日配品や米飯類の製造・販売を行う連結子会社のサンデイリー(株)を活用し、店舗での製造工程の効率化に取り組んでいる。
2019年7月に追進店と同一施設内に連結子会社のプレミアムサポート(株)が運営するスポーツクラブ「エグゼノ春日井」「ソラリエ春日井」を新設した。9月に白土フランテ館とアルテ新舞子の2店舗の改装を、また安田店など3店舗にセルフ精算レジを導入した。一方6月に陽なたの丘店を閉店している。