ゲオnews|第3Q売上高2220億円(2.2%増)も経常利益45%減
(株)ゲオホールディングス(愛知県名古屋市、遠藤結蔵社長)が2020年3月期第3四半期連結決算を発表した。
2019年4月1日から12月31日までの業績は、売上高2220億4100万円(前年同期比2.2%増)、営業利益70億9900万円(45.1%減)、経常利益76億3700万円(45.0%減)、純利益42億1800万円(50.3%減)の増収大減益だった。
営業利益率は3.2%、経常利益率は3.4%。
レンタルおよびゲームを主力とする新品販売は低調だったが、新規出店を続ける「セカンドストリート」と「おお蔵」のリユース系リユース商材の成長が増収に寄与した。第1四半期に取得した「おお蔵」は高級時計、ブランドバッグをリユースで卸売りと小売りする。
売上総利益は前年と同水準だったが、新規出店に伴う地代家賃や備品消耗品、および人件費などの販売管理費が増加したため、営業利益が前年を大きく下回って、45%もの減益となった。
主要商材別では、メディア系リユース中古ゲームの売上高が406億0300万円(1.0%増)、中古衣料や雑貨などのリユース系リユース商材の売上高が484億3300万円(23.4%増)、レンタルの売上高が434億9000万円(8.3%減)、新品の売上高が591億0300万円(8.8%減)だった。
期末のグループ全体の店舗数は、前年同期末より40店舗増加し、1918店舗となった。