スタジオアリスnews|20年2月期年商389億円1.9%減・経常利益19.2%減

(株)スタジオアリス(大阪府大阪市、牧野俊介社長)が2020年2月期の本決算を発表した。

売上高388億7900万円(前年同期比1.9%減)、営業利益32億4500万円(21.0%減)、経常利益33億3000万円(19.2%減)、当期純利益は12億0900万円(40.6%減)となり減収減益だ。

営業利益率8.4%、経常利益率8.6%と高水準を堅持している。

中心的事業である写真事業の売上高は385億5100万円(2.3%減)、セグメント利益は33億6600万円(22.9%減)。写真事業では、赤ちゃん撮影と七五三撮影のキャンペーンを展開した。成人式撮影では一律9万9800円の前撮り撮影、振袖レンタルができる新サービス「ふりホ」を関東、近畿、東海エリアで実施した。こども写真は、七五三の記念撮影が10月~11月に集中し、年間売上高の約4分の1を占める。結果的に、下半期に売上げが偏重する傾向にある。同社では営業の平準化を図るために、誕生日に撮る「Happy Birthday七五三」など新たな切り口のサービスを提案している。

また営業店舗の生産性を上げるために、移転12店舗を含んだ16店舗を出店し、23店舗を退店した。さらにショッピングセンター内の区画移動・増床を含む改装を62店舗で実施した。2月末の店舗数は、国内写真館493店舗(直営店舗483店・フランチャイズ店舗10店)、韓国子会社の写真館2店舗を含め、495店舗。

衣装製造卸売事業の売上高は17億8500万円(6.1%増)、セグメント利益は7900万円(132.2%増)。

今期は新型コロナウイルスの影響から、合理的な算定ができないとして予想を見送っている。

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