アクシアルnews|年商2409億円2.4%増、巣ごもり消費で過去最高益

アクシアルリテイリング(株)(新潟県長岡市、原和彦社長)が2020年3月期の本決算を発表した。(株)原信、(株)ナルス、(株)フレッセイの純粋持株会社だ。

売上高2408億9800万円(前年同期比2.4%増)、営業利益94億6700万円(0.6%減)、経常利益97億0800万円(0.1%増)、当期純利益62億3900万円(2.9%減)。

営業利益率3.9%、経常利益率4.0%。

中心的事業であるスーパーマーケット事業の売上高は2401億0400万円(2.4%増)、営業利益は88億4800万円(0.1%減)となった。

9月の上半期までは堅調に推移したが、10月の消費税増税後は、暖冬少雪で季節品の動きが鈍った。しかし販売促進強化と新型コロナウイルス感染症流行による巣ごもり消費の高まりから過去最高の売上げとなった。

営業利益は、新規出店2店舗、移転新設1店舗、改装4店舗にかかわる投資と、消費税増税後の販売促進費用の増加などから、前年同期に比べ減少した。

ただし経常利益は、金融費用の削減などから増加し、過去最高の実績となった。

既存店の客数は0.3%減少したが、全店レベルでは0.9%増加した。客単価は既存店ベースで1.3%増加した。売上総利益率は26.2%を確保した。

スマートフォンを利用の電子決済サービスは原信ナルスの全店舗とフレッセイの一部店舗に導入している。また10月に「原信ナルスアプリ」を、2月に「フレッセイアプリ」の配信を開始した。

原信下飯野店、フレッセイ有馬店を新設。ナルス直江津東店を移転新設した。グループ店舗数は129店舗。

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