ニトリnews|5月既存店6.7%増/在宅勤務需要&季節商品が牽引

(株)ニトリホールディングス(東京都北区、白井俊之社長)が発表した5月度(4月21日~5月20日)の国内既存店売上高は、前年同月比100.6%と好調だった。客数も106.7%と伸び、客単価94.7%をカバーした。

全549店では客数107.6%、客単価94.3%の売上高101.9%。

4月から引き続き、行政からの要請により99店舗が臨時休業したが、在宅勤務需要から、ホームオフィス家具、簡易家具・収納整理品の売上げが伸長した。またTVCM効果もあって、季節商材の寝具・寝装品が売上げを牽引した。またダイニング、キッチン用品が堅調に推移した。

5月度の出店は4店舗。
4月24日 デコホームいこらも~る泉佐野店(大阪府)
5月11日 デコホームフォレオ大津一里山店(滋賀県)
5月15日 デコホーム静岡パルコ店(静岡県)
5月18日 ニトリEXPRESSイオンモール神戸北店(兵庫県)

今期(2021年2月期)の国内既存店は、3月に110.9%と好調なスタートを切ったが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発出された4月は、商業施設の営業自粛もあって96.0%と落ち込んだ。しかし早くも5月で回復した形だ。第1四半期累計では、既存店で前年比2.0%のプラス、全店では4.1%のプラスとなっている。

また、第1四半期では、日曜が1日、祝日が3日少なく、平日が3日、土曜日が1日多いということの影響は、既存店・全店ともに約10.3ポイントのマイナスだったとみている。つまりマイナス影響を跳ね返して好成績を上げた。

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