ゼビオnews|第1Q売上高409億円32.8%減・経常損失5億円の赤字
スポーツ用品チェーンのゼビオホールディングス(株)(福島県郡山市、諸橋友良社長)が、2021年3月期第1四半期の決算を発表した。
売上高は408億5600万円(前年同期比32.8%減)、営業損失4億6900万円(前年同期は営業利益37億7500万円)、経常損失5億0200万円(前年同期は経常利益38億6500万円)、四半期純損失4億7700万円(前年同期は四半期純利益14億9800万円)の赤字だ。
コロナ禍における新生活様式の影響として3密を回避する消費行動から、都市部ビル型店舗や大型ショッピングセンターを避ける動きがあることに加え、インバウンド需要が消失したことで、売上げは大幅に減少した。
スポーツ関連用品は新生活様式に必要不可欠なアイテムであると認識し、店舗や本社における感染拡大防止策を講じたうえで、事業の継続性を担保できる体制での事業運営に努めた。店頭では、感染症予防商品の拡充などを推進しながら、市場の変化に対応した商品構成への変更、EC売上げ獲得に向けての人員体制のシフトコントロールを行った。
一方で、販売価格の適正化による売上総利益率の改善とともに、広告宣伝費や人件費、および店舗費の削減を進めた。
今期は国内で5店舗を出店し、8店舗を閉店した。6月末のグループ総店舗数は857店。また、グループ合計の売場面積は前連結会計年度末に比べて275坪減少して19万6644坪となった。