上新電機news|第3Q売上高3408億円7.7%・経常利益73%と増収大幅増益

上新電機(株)(大阪市浪速区、金谷隆平社長)の2021年3月期第3四半期は、売上高が3408億2300万円(前年同期比7.7%増)、営業利益125億2100万円(72.8%増)、経常利益124億7100万円(73.4%増)、四半期純利益79億0200万円(63.3%増)と増収増益だ。

営業利益率、経常利益率ともに3.7%。

コロナ禍における「テレワーク」や「巣ごもり」といった新しい生活スタイルの広がりから、パソコン、プリンタ、テレビ、ゲーム関連商品が好調に推移した。政府による定額給付金の消費行動に対する後押しもあり、洗濯機、クリーナー、空気清浄機といった商品群も前年との比較において好調に推移した。またインターネット販売(EC)の伸長が、引き続き業績を牽引している。

今年度は3カ年の中期経営計画「JT-2023経営計画」に当たる。中期経営計画は経営資源と販売形態を有機的に統合・再編し、各種販売チャネルの融合と、人財ポテンシャルを引き出し、最大活用することを基本方針としている。営業キャッシュ・フローの創出と将来の成長に向けた投資の実行によって、強固な事業基盤の構築を目指す。この計画に基づき本業である家電販売にリソースを集中するため、2020年7月に、展開していたドラッグストア7店舗をウエルシア薬局(株)に譲渡している。

5店舗を出店し不振店舗19店舗を撤収した。12月末の店舗数は220店舗。

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