MrMax news|第3Q営業収益989億円8.9%増・経常利益223%増/既存店好調

総合ディスカウントストアを展開する(株)ミスターマックスホールディングス(福岡県福岡市、平野能章社長)の2021年2月期第3四半期は、営業収益(売上高+不動産賃貸収入+その他の営業収入)が989億3600万円(前年同期比8.9%増)、営業利益は48億2900万円(前年同期比203.5%増)、経常利益は45億8100万円(前年同期比222.8%増)、四半期純利益は26億8500万円(前年同期比216.2%増)の増収・大幅増益だ。既存店売上高は前年同期比109.4%で、客数が102.6%と伸びた。

営業利益率4.9%、経常利益率は4.6%。

加湿器や空気清浄機などの家電がとくに好調だったほか、アウトドア用品も好調に推移した。また、キッチン用品やインテリア、酒や食品に加え、トレーニング用品など自宅で過ごす機会が増えたことによる巣籠り消費関連の商品も大きく伸長した。

2020年10月に埼玉県のショッピングセンターに「ミスターマックス所沢店」を出店。店舗数は57店舗。

なお、同社では従業員2名が会社資産を不正流用していたことが発覚。社内調査委員会による事実関係の調査を行った結果、1名が取引実態のない請求を取引先に指示して同社に1億100万円の支払いをさせ個人的に取得した、あるいは取引先にプールして支払いの補填に充てるなどしていたことが判明した。また2名は、これ以外に、取引先2社から個人的なリベートを取得していたことが明らかになっている。この結果、2名を懲戒解雇処分とした。この不正行為による影響額は、総資産が1800万円減少、営業利益が5500万円増加、経常利益が1800万円減少、四半期純利益が4100万円減少。

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