良品計画news|第2Q営業収益2284億円/欧米苦戦も国内・アジア堅調

(株)良品計画(東京都豊島区、松﨑暁社長)が2021年8月期第2四半期の決算を発表した。

2020年5月27日に開催した第41期定時株主総会において、第42期より決算期を2月末日から8月31日に変更した。これにより、2021年8月期第2四半期(2020年9月1日~2021年2月28日)に対応する前年同四半期連結累計期間がないため、前年同四半期との比較は行っていない。

2020年9月1日~2021年2月28日の営業収益は2283億5300万円、売上高は2277億4800万円。営業利益233億9300万円、経常利益253億9900万円、四半期純利益203億7300万円となった。

営業利益率は10.2%、経常利益率は11.1%。

同社が展開している店舗バナー(ブランド)は、無印良品、MUJIcom、MUJI to go、CafeMUJI、Café&Meal NUJI、IDEE。

国内事業は営業収益1471億6200万円、セグメント利益152億7600万円。

1月に価格を見直した収納用品や調理器具や、環境に配慮した日用消耗品などの新商品の拡充が好調に推移した。テレビ放映のあったカレーなどの調味加工品が継続して伸長した。国内店舗数は484店舗(前期末差3店舗増)。

東アジア事業の営業収益は655億6400万円、セグメント利益は121億4500万円。中国大陸はオンライン販売が好調に推移する一方で、散発的に新型コロナウイルス感染拡大が起き、店頭販売に影響を受けた。台湾は前期に引き続き、堅調に推移している。店舗数は424店(前期末差12店舗増)。

欧米事業の営業収益は82億7100万円、セグメント損失は17億2100万円となった。欧州・北米ともに新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、店舗の通常営業ができないことによって厳しい状況が続いている。店舗数は59店(前期末差2店舗減)。

西南アジア・オセアニア事業の営業収益は73億5300万円、セグメント利益は8億8900万円となった。タイは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて鈍化した時期もあったが、底堅く推移した。また、新規出店したベトナムでは、ホーチミン市の1号店が好調だに推移している。店舗数は76店(前期末差5店舗減)。

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