アルビスnews|年商942億円7.9%増・経常利益87%増/PC商品で粗利改善

アルビス(株)(富山県射水市、池田和男社長)の2021年3月期は、営業収益が942億1600万円(前年同期比7.9%増)、営業利益が17億9700万円(65.0%増)、経常利益が28億7400万円(87.3%増)となり、純利益は14億9500万円(61.0%増)の増収増益だ。

営業利益率1.9%、経常利益率3.1%。

内食需要・衛生用品需要の高まりによる売上げが増加。売上高の増加とプロセスセンター(PC)の原価改善によって、販管費の伸びよりも売上総利益が大きく、利益を押し上げた。

アルビスでは第二次中期経営計画(第53期~第55期)の2期目として、「地域に根ざした一番店を創る」という経営方針を実現するために、「お客さまに満足していただける店づくり」「自立して考え行動できる従業員の育成」「バックシステムを活用した生産性の向上と業務改革」に取り組んだ。

新たな取組みでは、移動販売事業(とくし丸事業)と販売促進ツール「アルビスアプリ」を開始した。移動販売車は6台が稼動していて、今後、自治体や顧客からの要望を受けて、販売エリアの拡大を計画している。アルビスアプリは約11万件ダウンロードと順調に伸長している。

「小松幸町店」の建て替え出店と「さばえ鳥羽店」の新規出店の2店舗を新たに開設した。また「田上店」「米島店」「野々市三納店」「アリス店」「大島店」「八尾店(旧オレンジマートモア店)」 「いみずの小杉店」「安原中央店」の8店舗を改装し、「オレンジマート」で運営していた3店舗の屋号を「アルビス」に変更・統一している。レジ機のセミセルフ化も前倒しで進めている。

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