ナフコnews|2Q売上高1080億円(15%減)/PB比率増で売上総利益率改善

(株)ナフコ(福岡県北九州市、石田卓巳社長)が2022年3月期の第2四半期決算を発表した。同社は今年度の期首より「収益認識に関する会計基準」を適用しており、前年同期との比較はしていないが、当期の実績値と前期の実績値を単純に比較した場合の増減率を下記カッコ内に記載している。

売上高1079億7500万円(前年同期比14.9%減)、営業利益70億8600万円(48.3%減)、経常利益73億0400万円(47.5%減)、四半期純利益45億3100万円(46.5%減)。

営業利益率6.6%、経常利益率6.8%。

前期はコロナウイルス感染対策商品や巣ごもり需要商品が大きく伸長したため、今期はその反動により、売上高は苦戦した。売上総利益は減少しているものの、 PB商品の売上構成比が高まっていることから、売上総利益率は若干改善した。販売一般管理費は、会計基準の変更に伴いポイント費用が削減された一方、前期に抑えていた販促を一部再開して広告宣伝費が増加したこともあり、若干の増加となっている。

セグメント別状況は以下の通り。
「資材・DIY・園芸用品」は売上高523億6200万円(12.0%減)、売上総利益187億6600万円(13.1%減)、売上総利益率35.8%。

「生活用品」は売上高270億5500万円(20.1%減)、売上総利益78億4100万円(20.6%減)、売上総利益率29.0%となっている。

「家具・ホームファッション」は売上高200億4900万円(14.7%減)、売上総利益82億7600万円(12.5%減)、売上総利益率41.3%となっている。

「その他」は売上高85億700万円(15.1%減)、売上総利益26億4400万円(15.2%減)、売上総利益率31.1%となっている。

店舗展開では、2店舗の新設、2店舗の増床および1店舗の改装、1店舗の閉鎖を行った。その結果、上期期末時点での店舗数は34府県に358店舗となった。

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