アクシアルnews|年商過去最高の2465億円/利益は過去2番目

アクシアルリテイリング(株)(新潟県長岡市、原和彦社長)が2022年3月期の本決算を発表した。同社は今期期首より「収益認識関する会計基準」等を適用しているため、売上高対前年同期増減率は記載していないが、実質的な売上高は過去最高となり、営業利益、経常利益、純利益は過去2番目の水準となった。

4月1日~3月31日の業績は、売上高2464億5000万円、営業利益103億1000万円(前年同期比14.9%減)、経常利益106億1500万円(15.5%減)、当期純利益70億7400万円(14.6%減)だった。

営業利益率4.2%、経常利益率4.3%。

アクシアルリテイリングは、新潟県を中心とする(株)原信、(株)ナルス、群馬県を中心とする(株)フレッセイのスーパーマーケット3社で構成される。

中心的事業であるスーパーマーケット事業の売上高は2457億7900万円、営業利益は96億6100万円(16.2%減)となった。

来店客数は、既存店で前年同期に比べ1.8%減少した。全店では前年同期に比べ0.8%減少にとどまった。新型コロナウイルス感染症の罹患を予防するため来店頻度を減らすといった顧客の動向が継続していることに加え、前年同期の反動もあった。

しかし、買上点数は、まとめ買いや内食・中食需要の増加に加え、オリンピックの自宅観戦や前年同期よりも年末の帰省客が増加したことで、既存店、全店とも前年同期に比べ0.6%それぞれ増加した。

売上総利益率は、2.5ポイント増加し29.0%。

出店については、原信川窪店、フレッセイフィール藤岡店、フレッセイ太田飯塚店を新設した。改装については、フレッセイ安堀店、原信関屋、原信糸魚川東店、フレッセイ天神店、原信吉田店で実施した。退店については、フレッセイ小鳥店、フレッセイ寄木戸店を閉鎖した。その結果、3月末の店舗数は原信66店舗、ナルス13店舗、フレッセイ50店舗となり、グループ全体では129店舗となった。

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