クスリのアオキnews|’22年5月期売上高3283億円・経常利益158億円

(株)クスリのアオキホールディングス(石川県白山市、青木宏憲社長)が2022年5月期決算を発表した。

2021年5月21日~2022年5月20日の連結業績は、売上高3283億3500万円(前年同期は3058億8000万円)、営業利益140億0700万円(166億1900万円)、経常利益157億8500万円(173億4400万円)、当期純利益98億3900万円(120億6200万円)だった。

同グループは当第1四半期連結会計期間の期首から、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を適用している。そのため、前第1四半期連結累計期間と収益の会計処理が異なることから、経営成績に関する説明において前年同四半期比(%)は記載していない。

営業利益率4.3%、経常利益率4.8%。

商品部門別売上高は、ヘルス(医薬品や健康食品など)364億0900万円(前年同期は359億8300万円)、ビューティ(カウンセリング化粧品やフェイスケア商品など)482億4100万円(473億0600万円)、ライフ(家庭用品など)690億9100万円(647億41百万円)、フード(食品、飲料など)1390億5900万円(1273億6500万円)、調剤(薬局で処方する医療用医薬品)355億3100万円(304億8500万円)となった。

売上げ構成比は、ヘルス11.1%、ビューティ14.7%、ライフ21.0%、フード42.4%、調剤10.8%となっている。フード(食品)の42.4%に注目は集まる。

ドラッグストアは、北信越に33店舗、東北に10店舗、関東に25店舗、東海に13店舗、関西に21店舗の合計102店舗を新規出店し、さらなるドミナント化を推進した。

また、ドラッグストア併設調剤薬局は、北信越に25薬局、東北に9薬局、関東に41薬局、東海に20薬局、関西に5薬局の合計100薬局を新規開設した。一方、ドラッグストア5店舗(スクラップ&ビルドによる退店)・スーパーマーケット7店舗を閉店した。

なお、2021年5月21日付で、同社の子会社である(株)クスリのアオキが食品スーパーを展開する(有)サン・フラワー・マリヤマ(石川県)を吸収合併した。また、同年6月1日付で、同社の子会社である(株)ナルックスが食品スーパーや飲食店等を展開する(株)スーパーマルモ(茨城県)のスーパーマーケット事業を会社分割(吸収分割)により承継した。これに伴い、スーパーマーケット3店舗が新規増加店舗となった。

さらに、2022年3月1日付で、同社の子会社である(株)クスリのアオキが食品スーパーを展開する(株)一二三屋(福島県)、(株)ホーマス・キリンヤ(岩手県)および(株)フードパワーセンター・バリュー(岩手県)を吸収合併した。

この結果、5月20日時点のグループ店舗数は、ドラッグストア819店舗(内、調剤薬局併設460店舗)、調剤専門薬局6店舗、スーパーマーケット1店舗の合計826店舗となった。

次期は、売上高3600億円、営業利益152億円、経常利益160億円、当期利益108億円を見込む。

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