ライフnews | 第2Q営業収益3375億円・経常利益93億円(40%減)
(株)ライフコーポレーション(大阪本社:大阪市淀川区、東京本社:東京都台東区、岩崎高治社長)は2023年2月期第2四半期決算を発表した。
営業収益が3775億6300万円、営業利益は89億1400万円(対前年増減率41.6%減)、経常利益は93億3100万円(40.2%減)、四半期純利益は64億1100万円(40.5%減)となった。
「収益認識に関する会計基準」を適用していることから、営業収益は対前年増減率は記載していない。
営業利益率2.4%(3.9%)、経常利益率2.9%(4.0%)。( )は前年数値。
既存店前年比は98.8%(2021年8月期は98.2%)。
減益決算となったが、参考数値として、「収益認識に関する会計基準」適用前ベースでの前年同期増減も、以下の内容で公表した。
営業収益3878億1700万円(0.2%増)、営業総利益1277億7100万円(0.8%増)、営業利益89億2100万円(41.5%減)、経常利益93億3700万円(40.2%減)。また、粗利益率は30.7%(前年対比0.1P増)。
決算会見の席上、岩崎社長は「処遇改善や採用増など人材への投資を意識的に行ったことで人件費が28億7000万円増加。水光熱費が16億8000万円増加した」ことを減益要因とした。
また、コロナ前の2019年比では既存店伸びが105.3%であることや粗利益率の改善を挙げ、「全社では増収となった。減益となったが過去3番目の高い営業利益となった。コロナ需要が落ち着いても、店舗は高いレベルを維持しており、稼ぐ力は落ちていない」(岩崎社長)と語った。
部門別売上高は農産477億2800万円、水産285億4500万円、畜産404億7500万円、惣菜425億5800万円、加工・日配1618億2600万円、生活関連用品318億3100万円、衣料品112億8600万円。
期中、セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店(4月)、カメイドクロック店(4月)、ビオラル新宿マルイ店(5月)など6店の出店を行った。通期では計11店を予定している。
同社はエネルギー価格・原材料価格の高騰が期初想定を大きく上回ることから、今年4月11日に公表した2023年2月期の連結および個別の業績予想について、各項目の修正を行った。
以下は連結業績の修正内容。( )は前回発表予想からの増減率
営業収益7630億円(0.9%減)、営業利益232億円(26.7%減)、経常利益180億円(25.0%減)、当期純利益115億円(25.8%減)。