DCMnews|第2Q営業収益2471億円3.5%増・経常利益9.2%減

DCMホールディングス(株)(東京都品川区、石黒靖規社長)が2024年2月期第2四半期の連結決算を発表した。

3月1日~8月31日の業績は、営業収益2470億9600万円(前年同期比3.5%増)、営業利益178億1800万円(6.1%減)、経常利益174億0900万円(9.2%減)、四半期純利益107億3200万円(11.5%減)となった。

営業利益率7.2%、経常利益率7.0%。

販売面では、ホームレジャー・ペット部門では前年を上回り、好調に推移した。また、7月以降は記録的猛暑により、夏物用品が好調だった。

DCMブランド商品は、仕入価格や物流コスト上昇の影響を受けているが、環境に配慮した商品開発、節電や節約商品の新規展開、販促強化などに取り組んだ効果もあり、売上高構成比率を引き上げることができた。

園芸部門の売上高は395億8100万円(3.8%減)。
除草剤や散水用品は期間を通して好調だった。記録的猛暑の影響で日除け用品が好調だったが、花苗や野菜苗などの屋外商品は低調だった。

ホームインプルーブメント部門の売上高は469億2700万円(3.2%減)。
作業用品では、DCMブランドで新規展開した首元を冷やすクールフープや空調服が好調だった。プロ向けの商品は好調だったものの、DIY関連商品の、塗料や木材資材関連は低調だった。

ホームレジャー・ペット部門の売上高は349億1800万円(2.1%増)。
自転車本体は仕入価格高騰の影響を受けたが、ヘルメットは法令改正により好調だった。また、カー用品やレジャー用品、ペット用品など期間を通して部門全体で好調だった。

ハウスキーピング部門の売上高は477億7600万円(3.9%減)。
マスクや除菌関連商品の需要低下によって、部門全体では前年に届かなかったものの、紙関連商品や殺虫剤は好調だった。また、コピー用紙など環境配慮型商品として開発したDCMブランド商品も好調だった。

ホームファニシング部門の売上高は107億7800万円(9.9%減)。
猛暑の影響で日除けや省エネ商品、冷感パッドなどの寝具用品が好調だったものの、生活必需品の値上げや外出需要の増加などの影響で、部門全体で前期を大きく下回った。

ホームエレクトロニクス部門の売上高は191億9800万円(7.1%減)。
猛暑の影響でエアコンなど夏物用品が好調だったが、部門全体では低調だった。一方、防犯意識の高まりにより、セキュリティ用品やインターフォンは好調だった。

6店舗を新規出店し、6店舗を閉店した。その結果、8月末時点の店舗数は675店となった。

通期は、営業収益4940億円(3.6%増)、営業利益310億円(3.1%増)、経常利益306億円(3.5%増)、当期純利益187億円(3.1%増)を見込む。

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