ケーヨーnews|第2Q売上高482億円5.0%減・経常利益18.4%減
(株)ケーヨー(千葉県千葉市、實川浩司社長)の2024年2月期第2四半期は、売上高481億8000万円(前年同期比5.0%減)、営業利益27億1600万円(18.6%減)、経常利益28億7200万円(18.4%減)、四半期純利益19億5000万円(18.2%減)だった。
営業利益率5.6%、経常利益率6.0%。
同社は、4月に「第2次中期経営計画」を策定し、2028年2月期に売上高1100億円、営業利益率8%以上、ROE10%以上の目標数値を掲げている。この計画の達成に向け、4つの重点施策「販売力の強化」、「販売拠点の強化」、「DCMとの連携強化」、「サステナビリティ強化」を策定し、取り組みをスタートさせた。
販売面では、外出需要の高まりや春の黄砂対策により、車のメンテナンス用品や洗車用品などが好調だった。また、コロナ禍にペット需要が増加した影響で、ペットフードや飼育用品も好調だった。一方、天候不順や記録的な暑さの影響で、園芸植物や屋外資材の売上げが低調だった。また、感染症対策用品が反動減となった。さらに、生活防衛意識の高まりもあり、家電やインテリアなどの中高価格帯の商品が伸び悩んでいる。
利益面では、店舗システムの一部入れ替えによる店舗オペレーションの改善を図り人件費などの適正化も進めたが、天候不順と猛暑の影響で園芸植物が劣化し、値下げや廃棄ロスが増加したことで荒利益率が悪化した。
8月に1店舗の全面改装と1店舗の閉店(9月移転増床)を実施した。