ジョイフル本田news|第1Q売上高316億円2.2%増・経常31億円6.3%減

(株)ジョイフル本田(茨城県土浦市、平山育夫社長)が2024年6月期第1四半期の決算を発表した。売上高316億3400万円(前年同期比2.2%増)、営業利益28億0300万円(8.8%減)、経常利益30億9300万円(6.3%減)、四半期純利益21億3600万円(5.2%減)となった。

営業利益率8.9%(9.9%)、経常利益率9.8%(10.7%)。( )は前年数値。

期中、人材、店舗、データ活用、サステナブルに対し、施策を講じた。「人への投資」では、労働分配率の見直し、働きやすい職場環境の整備、教育体制の充実により、働きがいの向上、人財獲得につなげる。

「同質化競争からの脱却」では出店戦略で、新フォーマットでの郊外居抜き物件を活用した出店へシフト、さらに業績好調なプロショップ本田屋の出店に向けた対応を強化する。また商品戦略では、旺盛なプロ向けの需要に応えるべくMDの深耕によるワンストップショッピングを実現、輸入商品や自社開発商品などの高付加価値商品による実店舗ならではの提案力で集客の拡大につなげた。

データ活用では、商品を分類・管理する商品マスターの再構築とモバイル端末への連携により、MD、販売促進、EC、取り置きサービスなどに活用することで、顧客接点拡大を図り販売力を強化する。

「持続可能で豊かな社会実現に貢献」では、気候変動関連リスクの管理強化、TCFD提言に基づく情報の開示、GX推進の進捗状況などを一元管理するため「サステナビリティ委員会」を設置した。なお、気候変動関連のリスク管理およびGX推進については、サステナビリティ委員会と連携したGXチームが中心となり事業への影響を把握するための情報収集、進捗管理を進める。

また脱炭素社会構築のため太陽光発電・蓄電池システムの導入を順次進めており、前年度のファッションクルーズひたちなか店など4店舗での稼働に続き、当四半期は新たに千葉店、瑞穂店、古河店、市原店の4店舗で稼働させた。

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