天満屋ストアnews|’23年度年商586億円1.4%増・経常利益13.7%増

(株)天満屋ストア(岡山市北区、野口重明社長)の2024年2月期業績は、営業収益が585億6700万円(前期比1.4%増)、営業利益は22億7700万円(10.3%増)、経常利益は23億8600万円(13.7%増)、純利益は11億9300万円(11.8%増)の増収増益だ。

営業利益率は3.9%、経常利益率は4.1%。

小売事業の営業収益は511億4400万円(前期比0.4%減)、営業利益は20億2900万円(6.2%増)の減収だ。

値上げに対する対応として、「スーパーハピープライス」などの低価格商品の強化や「セブンプレミアム」の拡販、時間帯別の品揃えによる営業力の強化に取り組んだ。

2023年6月にアルネ津山店(岡山県津山市)へ新規ブランドとして紀ノ国屋、たぬき庵を導入、9月にポートプラザ店(広島県福山市)へ生活雑貨などの新規テナント導入、2024年2月に泉田店(岡山市南区)を改装するなど、既存店舗の活性化と新規顧客の獲得に取り組んだ。

惣菜等調理食品の製造販売が主な小売周辺事業は、74億2200万円(前期比16.5%増)、営業利益は2億4700万円(61.3%増)。

(有)ハピーバラエティが「移動スーパーとくし丸」の50台目を開業し、早島町との「高齢者等見守り活動に関する協定」を締結している。また、節電機器の導入や太陽光パネル設置店舗の拡大、食品廃棄物の提供による食品リサイクル活動、地元大学の食品ロス削減に向けたキャンペーンに参加するなど環境に配慮した取り組みを進めた。

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