サミットnews|売上高3390億円7.9%増・経常利益61億円20.1%増

サミット(株)(東京都杉並区、服部哲也社長)が2023年3月期決算を発表した。営業収益は3489億5700万円(前期比8.1%増)、売上高が3389億8700万円(7.9%増)、営業利益は60億0200万円(18.6%増)、経常利益は60億9800万円(20.1%増)、純利益が40億7500万円(3.9%増)。

売上高営業利益率は1.8%(1.6%)、同経常利益率は1.8%(1.6%)。( )は前年数値。

既存店伸び率7.1%はコロナ期間中を上回る伸びとなった。内訳は客数3.7%増、客単価3.3%増。一品単価は6.5%、買上点数は3%減だった。

部門別では、青果493億5600万円(前期比8.1%増)、鮮魚260億0300万円(6.6%増)、精肉408億8700万円(10.4%増)。生鮮三部門では1162億4800万円(8.5%増)となった。総菜329億3100万円(7.4%増)、ベーカリー77億6200万円(16.9%増)となった。加工食品770億5700万円(6.6%増)含むその他食品が1615億3000万円(8.2%増)、家庭用品・衣料品他が225億5100万円(1.0%増)となった。

営業総利益率は32.4%(前期32.7%)。内訳は生鮮食品25.6%(26.9%)、総菜・ベーカリー44.6%(44.1%)、その他食品25.3%(25.3%)、家庭用品・衣料品計30.5%(31.0%)。

服部哲也社長は「値上げ効果に加えて、新型コロナが5類に移行したことで、通常の営業ができる環境になった。各店舗が進めてきたお客さまに寄り添う取り組みがより濃くできるようになった」と既存店の健闘を要因に挙げた。

また、「サミットでは毎年賃上げをやっていたが、2024年度は4%のベースアップをすることに年明けに発表した。定昇入れると5%の昇給になった。インフレ手当も支給したので、社員にはやった甲斐があったと思ってもらえたのでは」と社員の高いモチベーションが寄与している点についても触れた。

期末店舗数は計138店。期中の出退店はスーパーマーケットでは新大塚千川通り店(東京都豊島区・997㎡)、ららテラスHARUMI FLAG店(東京都中央区、2030㎡)を出店した。

2025年3月期は上期に埼玉県に1店を予定している。業績は営業収益3700億円(6.0%増)、売上高3540億円(6.0%増)、営業利益93億円(2.6%増)、経常利益94億円(2.7%)、当期純利益59億円(1.7%)を計画している

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