コーナン商事news|第1Q営業収益1255億円9.1%増・経常利益5.4%減

コーナン商事(株)(大阪府堺市、疋田直太郎社長)が2025年2月期の第1四半期決算を発表した。

営業収益は1255億0500万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は78億2700万円(4.5%減)、経常利益は72億9000万円(5.4%減)、四半期純利益47億6400万円(13.7%減)と増収減益になった。

営業利益率6.2%、経常利益率5.8%。

コーナン商事グループは、2021年4月に「第3次中期経営計画~ずっと大好きや!! コーナン~これからもあなたにぴったり」を公表していて、各種施策に取り組んでいる。

コーナン単体をみると、HC業態は、日用品、家電、PRO商材などが好調に推移。粗利益率は、為替と一部価格強化などにより低下した。営業利益率は、粗利益率低下要因もあり前年を下回った。PRO業態は顧客ニーズを捉え売上高は堅調を維持。粗利益率は、PB商品拡販などにより前年並みを維持。営業利益率は、新店出店に伴う販管費の増加要因もあり低下した。

既存店売上高は1.6%増となり、業界平均値0.7%減を大きく上回った。客数は、600店舗達成記念セール(3月~6月中旬)の効果もあり、回復傾向にある。

子会社の建デポは売上高が124億4900万円の前期比7.0%増と好調。また、2023年6月に株式取得したホームインプルーブメントひろせは56億4200万円、コーナンベトナムは10億2700万円の21.2%増。

グループ全体で8店舗を出店した。またホームインプルーブメントひろせの32店舗が加わり、5月末時点のグループの店舗数は603店。なお、KOHNANVIETNAM CO., LTD.の事業年度は、2024年1月1日から2024年3月31日であるため、当第1四半期の店舗数は、2024年3月31日時点の店舗数を表示。

 

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