アレンザnews|第2Q営業収益788億円4.0%増も経常利益27.1%減

アレンザホールディングス(株)(福島県福島市、浅倉俊一社長)が2025年2月期第2四半期の連結業績を発表した。

営業収益は787億5900万円(前期比4.0%増)、営業利益は18億2500万円(27.6%減)、経常利益は20億3700万円(27.1%減)、中間純利益は12億1900万円(31.8%減)の増収減益だ。

営業利益率は2.3%、経常利益率は2.6%。

ダイユーエイトのセグメント営業収益は243億9000万円(前期比5.6%増)、セグメント利益(営業利益)は4億6100万円(28.2%減)。既存店ベースでは、客数が1.2%減少し、客単価が1.4%増加したことで売上高は前期比0.2%の増加。寒冷低温の影響で灯油の売上構成比率が相対的に大きかったことが全体の荒利率を低下させた。また既存店改装による一時費用や設備修繕費、人件費、集配送費の増加、キャッシュレス決済手数料、ECサイト販売手数料等のコスト負担増加の影響で販管費が増加した。

タイムのセグメント営業収益は83億1700万円(前期比1.6%減)、セグメント利益は600万円(88.4%減)。既存店ベースでは、客数が4.3%減少、客単価が2.5%増加したことで既存店売上高は前期比2.0%減。主力の植物、園芸、農業資材等のホームニーズ商品が売上不振だった。地震や台風の影響による防災特需はあったものの、利益率の高い生活衛生商品の売上げが前年比で減少したことで荒利率が低下した。

ホームセンターバローのセグメント営業収益は308億8000万円(前期比5.9%増)、セグメント利益は9億2200万円(11.8%減)。既存店ベースでは、客数が1.3%減少、客単価が3.2%増加したことで既存店売上高は前期比1.8%の増加。8月1日にオープンした新店プロショップ「プロサイト岡崎店」は新たに小型店での資材併設パターンに取組んだことでオープン以降計画数値を上回っている。期首に連結子会社の(株)ホームセンター・アントを吸収合併し、旧ホームセンターアント5店舗の改装コストが一時的に発生し、販管費が増加した。

ペットワールドアミーゴはセグメント営業収益が109億4600万円(前期比2.3%増)、セグメント利益は4億8400万円(23.2%減)。既存店ベースでは、客数が2.5%減少、客単価が1.7%増加したことで既存店売上高は前期比0.8%減。客単価は増加しているものの前年比で客数減少が継続していることで総体的に売上高が低下している。いずれも客数減・客単価増の傾向だ。

 

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