神戸物産news|第1Q売上高1324億円9.5%増・経常利益92.3%増
業務スーパーを展開する(株)神戸物産(兵庫県加古川市、沼田博和社長)が2025年10月期第1四半期の決算を発表した。
2024年11月1日~2025年1月31日の業績は、売上高1324億2500万円(前年同期比9.5%増)、営業利益91億5400万円(7.3%増)、経常利益155億1000万円(92.3%増)、四半期純利益105億8800万円(91.7%増)だった。
営業利益率6.9%、経常利益率11.7%。
神戸物産グループは「食の製販一体体制」のさらなる強化というグループ目標のもと、食品製造工場の生産能力の増強や積極的な商品開発を行い、グループ全体の競争力を高めてきた。また、高品質で魅力のある商品をベストプライスで提供できる強みをさらに磨き、顧客のニーズを捉えた事業を実施した。
中核事業である業務スーパー事業は、売上高が1276億0900万円(9.2%増)。国内グループ工場で製造するオリジナル商品や、世界の本物をコンセプトに自社で直輸入しているプライベートブランド商品を中心にベストプライスで販売する「業務スーパー」の出店状況は、出店11店舗、退店1店舗で10店舗増え、総店舗数は1094店舗となった。 新規出店の内訳は、直轄エリア6店舗、地方エリア5店舗。
経営成績については、為替の不安定な変動や物価上昇を理由とした仕入れコストがあったものの、価格戦略が功を奏した。また、プライベートブランド商品が多くのメディアで取り上げられたことで、業績の拡大が続いている。
外食・中食事業の売上高は、38億5900万円(22.7%増)。日本最大級の大型バイキングチェーン「神戸クック・ワールドビュッフェ」の出店状況は、出店1店舗、退店0店舗で総店舗数は1店舗、焼肉オーダーバイキングの「プレミアムカルビ」の出店状況はなく総店舗数は22店舗、惣菜店「馳走菜(ちそうな)」の出店状況は、出店4店舗で総店舗数は134店舗。