しまむらニュース|2017年2月期決算は売上高5655億円と23%の増益

(株)しまむらは、2017年2月期の決算を発表した。

連結業績(2016年2月21日~2017年2月20日)では、売上高5654億6900万円(前年同期比3.6%増)、営業利益487億9400万円(前年同期比22.3%増)、経常利益500億7900万円(前年同期比23.0%増)となり、大幅な増収増益となった。営業利益率は8.63%、経常利益率は8.86%で、超級の好決算だ。連結期間内末のしまむらグループの総店舗数は、2069店舗だった。

そのバナー別の内訳は以下の通り。
ファッションセンターしまむら  1367店舗
アベイル CASUAL & SHOES 301店舗
バースデイ(Birthday) ベビー・子ども用品 241店舗
シャンブル(Chambre) おしゃれ生活空間    96店舗
ディバロ 11店舗
思夢楽(台湾)  42店舗
飾夢楽(上海) 11店舗

しまむらグループの統一テーマは“本質を理解して、改革は大胆に”だった。このテーマをもとに、あらゆる業務で仕組みを大胆に変化・進化させた。そして国内市場への深耕と、ローコスト運営を徹底し、業績向上に努めた。この集中力が、実質的な創業者の藤原秀次郎氏以来のしまむらの伝統だ。

主力の「しまむら」事業では、「裏地あったかパンツ」、「スウェッターズ(sweaT’s)」などコア商品は、新しい使用価値と販売方法の提案を進化・拡大させた。
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プライベートブランドは「クロッシー(CLOSSHI)」に集約することで、売場でのボリューム展開を進め、お客への認知度を向上させた。
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婦人衣料、実用衣料では最適販売を研究し、売場レイアウトと什器、店内販促物を大幅に変更した。そのモデルは「2016年型新レイアウト」と呼ばれ、このモデルへの売場変更は647店舗で実施された。
さらに連結期間内に3店舗で大規模改造・改装を行い、71店舗で省エネ対応型の改装を実施した。

若者向け高感度ファッションを扱う「アベイル」事業では、最新トレンドファッションとジーンズを中心としたカジュアル・ファッションに、靴を組み合わせたトータルコーディネートの提案を強化した。シーズン初めの在庫ボリュームを高め、ファッション感度の高いお客の期待に応える品揃えを進めた。
連結期間内に5店舗を開設、総店舗数は301店舗となった。また、20店舗で省エネ対応型の改装を実施した。

ベビー・子ども用品を扱う「バースデイ」事業は、”ベビー・キッズ用品はバースデイへ”をテ-マに、来店客数増加を目指し、売場の陳列・演出力を向上させた。

素材・機能・感度にこだわったプライベートブランド「バースデイプラス(Birthday+)」、「フタフタ(futafuta)」を大幅拡大して業績の向上を図った。
連結期間内に30店舗を開設し、総店舗数は240店舗となった。9店舗で省エネ対応型の改装を実施した。

2017年はグループ統一テーマを”変革3年、完成の年”とし、変革のスピードと範囲を拡大する。目標に掲げる3000店舗体制へ向け、さらに業務の単純化・標準化を進め、ローコスト運営を徹底していく。

2018年2月期の業績予想は、売上高6100億円(前年前期比7.9%増)、営業利益285億円(前年同期比13.2%増)、経常利益289億6800万円となっている。

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検索ワード:しまむら アベイル シャンブロ裏 バースデイ プラス フタフタ

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