ハローズnews|2017年2月期年商1147億円8.3%増で中四国に店舗網広げる

(株)ハローズ(広島県福山市、佐藤利行代表取締役)の2017年2月期決算。
営業収益(売上高と営業収入)は1147億5900万円(前期比8.3%増)、営業利益は46億0800万円(11.1%増)、経常利益45億2300万円(10.6%増)、当期純利益は29億1300万円(10.5%増)と増収増益。

売上高に占める営業利益率4.02%、経常利益率3.94%。総資産経常利益率は8.4%と0.5ポイントのアップ。

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ハローズは、中長期的な経営の成長と安定を目指すために、2016年5月の定時株主総会において、取締役(社外取締役を除く)に対する株式報酬型ストックオプション導入を決定。

店舗は、2016年年4月に兵庫県姫路市に東姫路店、5月に同市に広畑店、10月に徳島県徳島市に住吉店、11月に同じく小松島市に江田店および12月に広島県三原市に三原店を出店。いずれも売場面積600坪型で24時間営業の店舗。店舗数は広島県24店舗、岡山県24店舗、香川県11店舗、愛媛県7店舗、徳島県4店舗、兵庫県4店舗の合計74店舗となり、瀬戸内海を中心とした商勢圏での店舗網を築く。

既存店改装では、6月に岡山県岡山市の津高店、7月に広島県府中市の高木店および岡山県倉敷市の広江店を600坪型標準店舗へと大改装した。また、一部店舗で、レイアウト変更を中心とした小改装を行うなど、販売力を強化する施策を打っている。

一方で、昨年度より実験開始した自動発注を全店普及に向け、順次拡大する。

2016年3月および4月には、店舗新設の設備投資資金を目的に、新株式発行(一般募集及び第三者割当)を行うなど、自己資本の拡充による財務基盤の強化に取り組むなど、堅実な経営を進めている。

サバブ(郊外住宅地域)に出店する売場面積600坪型、そしてアーバン(都市住宅地域)に出店する売場面積450坪型の標準化したフォーマットの確率によって、広島、岡山、香川、愛媛、徳島及び兵庫商勢圏でのドミナント化を急ぐ。

2018年2月期は、営業収益1200億円(4.6%増)、営業利益48億3000万円(4.8%増)、経常利益47億4000万円(4.8%増)、当期純利益31億円(6.4%増)を見込む。

 

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