エディオンnews|第1Q売上高1834億円5.1%増・経常利益35.4%増

(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長兼社長)が2026年3月期の第1四半期決算を発表した。

4月1日~6月30日の連結業績は、売上高1833億9500万円(5.1%増)、営業利益47億3400万円(41.6%増)、経常利益49億3800万円(35.4%増)、四半期純利益32億0200万円(40.5%増)と増収、大幅増益だった。

営業利益率は2.6%、経常利益率は2.7%。

エディオングループは、さまざまな家電をまとめて操作できるIoT家電操作アプリ「エディオンスマートアプリ」のリリースや「くらしを、新しい角度から」をコンセプトとしたプライベートブランド家電「e angle(イーアングル)」の強化により顧客の利便性向上とDX強化を図っている。

商品別売上げでは、気候が全体的に高温傾向で推移し、特に6月の月平均気温は統計開始以降最も高くなるなどしたため、エアコンなどの季節商品が好調だった。また、2025年10月に迫るWindows10のサポート終了による買い替え需要に早期から取り組んだ結果、パソコンが伸長した。さらに、家庭用ゲーム機の新商品が発売された影響によりゲーム・玩具が前年を大きく上回った。一方、住宅設備は堅調な需要基盤があるものの、資材価格や人件費といったコスト高騰の影響などにより全体としては前年を下回った。

店舗展開については、家電直営店として2店舗を新設、2店舗を移転、1店舗を閉鎖した。また、フランチャイズ店舗は4店舗を新設、8店舗を閉鎖して、4店舗の純減少となった。これにより6月30日時点の店舗数はフランチャイズ店舗732店舗を含めて1187店舗となった。

通期は、7900億円(2.8%増)、営業利益250億円(6.9%増)、経常利益260億円(6.8%増)、当期純利益145億円(2.7%増)を見込む。

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