魚力news|第1Q売上高106億円4.0%増・経常利益32.5%増の増収増益

(株)魚力(東京都立川市、黒川隆英社長)の2027年3月期第1四半期売上高は105億7700万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は2億7700万円(18.1%増)、経常利益は5億7400万円(32.5%増)、四半期純利益は3億7700万円(27.3%増)となった。

営業利益率は2.6%(2.3%)、経常利益率は5.4%(4.2%)。( )は前年数値。

セグメント業績は以下の通り。

小売事業は、売上高は92億6400万円(3.7%増)、営業利益4億0200万円(9.7%減)。既存店売上高の増加等で前年同期比で増収となった。増収に伴う売上総利益の増加が人件費、販売費及び一般管理費の増加を吸収したことで、営業利益も前年同期を上回った。なお、豊洲市場を仕入拠点としつつ、物流コスト削減に向けて一部商品の集荷場を埼玉県魚市場(さいたま市北区)に移すなど、物流改革に継続して取り組んでいる。

出退店は、2026年5月にJR横須賀線保土ケ谷駅に隣接する「CIAL保土ヶ谷」内に「保土ヶ谷店」(神奈川県横浜市)を開店した。一方、4月には「ビーンズ西川口」の生鮮エリア営業終了に伴い「西川口店」(埼玉県川口市)を退店した。また、最上鮮魚では、2026年4月に「Aコープあまぎ店」内に「とと市場あまぎ店」(福岡県朝倉市)を開店。一方4月に「マルショク富野店」(福岡県北九州市)、5月に「マルショク天籟寺店」(福岡県北九州市)、6月に「マルショク今宿店」(福岡県福岡市)を退店した。

飲食事業は、売上高は4億2500万円(3.3%増)、営業損失は0万円(前年同期は営業利益1000万円)。前期に出店した新店の寄与などで、売上高は前年同期を上回った。売上高の大部分を占める既存店は、近隣の同社鮮魚店との連携強化により天然の生ネタ寿司のラインナップを拡充したほか、原材料費等の調達コスト上昇に応じた適時・適切なメニュー及び価格改定を実施した。さらに店舗オペレーションの効率化や物流の合理化といった構造改革に継続して取り組んでいる。

卸売事業は、売上高は8億6900万円(7.4%増)、営業利益1000万円(39.0%増)。卸売は子会社の魚力商事(株)が国内外の取引先への販売を行っており、事業全体の売上高は前年同期を上回った。

国内向け取引では、加工業者向けの原料販売が大幅に増加したほか、飲食店舗向け等の販売が引き続き堅調に推移した。一方、海外向け取引では、北米及びタイ向けを中心に相場高騰に伴う出荷量の減少が生じ、売上高は前年同期を下回った。2026年2月に業務提携契約を締結したドバイ(アラブ首長国連邦)の食品輸入卸・小売企業(Country Hill International LLC)向け売上高については、中東情勢の緊迫化に伴う現地インバウンド需要の減少等により前年同期を下回ったものの、減少幅は軽微となった。

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