ドンキnews|8月は免税品売上げ好調で売上高11.8%の二桁増

(株)ドンキホーテホールディングス(東京都目黒区、大原孝治社長)が、8月度の月次売上高速報を発表した。

全店売上高は前年同月比11.8%の二桁増と好調だった。
既存店269店の売上高も5.1%の伸びで、客数が4.2%増、客単価も.9%増となった。

月次内は、10日に旧渋谷店の2・3階に、「ドン・キホーテ期間限定ショップ」を開業した。
一方で27日に埼玉県の「ドン・キホーテ和光店」を土地区画整理事業に伴って、閉鎖した。8月末の店舗数は293店となっている。

8月は雨天日が多く、東日本を中心に気温が低く推移した。台風5号により長雨や豪雨となる地域もあった。ただ、国内における生活必需品消費とインバウンドによる免税品売上高は、好調に推移し、天候面のマイナス影響をカバーした。

商品部門別の販売動向は、「家電製品」部門でヘッドホンの売上げが好調であった。デジタルカメラやゲーム機、ゲームソフトも高い伸びを示した。

「日用雑貨品」部門では、ステンレスボトルなどの台所用品が伸長した。洗剤やオーラルケア用品などの日用消耗品は、堅調に実績を積み上げた。医薬品やスキンケア用品をはじめとする化粧品は、訪日客ニーズ取り込み高い成長率を記録した。

「食品」部門では、チョコレートやゼリーなどの菓子類が牽引役となった。カップ麺やご当地麺などの加工食品に対するインバウンド人気も高かった。

「時計・ファッション用品」部門では、加熱式タバコや周辺パーツおよび嗜好品雑貨が貢献した。「スポーツ・レジャー用品」部門では、玩具類が堅調だった。スポーツ衣料やレッグウェア、カジュアルシューズが伸長し、天候不順の影響で軟調となった水着や浴衣などをカバーした。

9月度は、1日(金)に「ドン・キホーテ長野駅前店」(長野県長野市)を出店している。さらに28日(木)に「ドン・キホーテ池袋北口店」(東京都豊島区)の出店を予定している。

ユニー・ファミリーマートホールディングス(株)と資本業務提携を結ぶことで、ユニーが閉鎖するアピタ、ピアゴおよびピアゴ ラフーズコアの店舗のうち、6店舗を2018年までにドンキホーテHDが運営する「ドン・キホーテ」に転換する。ドンキにとってこれらの物件確保は大きく、これで300店体制を達成することになる。今後は海外出店も加速すると予想される。

検索ワード:ドン・キホーテ 8月 売上速報 期間限定ショップ

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