西松屋news|上半期売上高686億円・人件費増加7%増で増収減益

(株)西松屋チェーン(兵庫県姫路市、大村禎史社長)が2018年2月期の上半期業績を発表した。

2017年2月21日から8月20日までの売上高は686億3900万円(前年同期比0.7%増)、営業利益は34億2200万円(16.7%減)、経常利益は35億2200万円(16.2%減)、純利益は23億7900万円(9.9%減)の増収減益だった。

売上総利益は仕入原価の低減によって改善し、前年同期比で3.1ポイントのプラス。また売上総利益率も前年同月を0.9ポイント上回った。しかし、販売費及び一般管理費が、人件費の増加により前年より7.0ポイントの大幅プラスとなり、これが減益の要因の一つとなった。

売上高営業利益率は5.0%、同経常利益率は5.1%。

商品別の動向を見ると、衣料部門は春物、初夏物は苦戦したが、夏物バーゲンが大きく伸長した。雑貨部門はお尻ふき・手口ふきなどのプライベートブランドを含むコモディティグッズが堅調に推移した。

また今期に入って、17店舗を出店し、リプレースのため3店舗を閉鎖した。その結果、第2四半期末の地域別店舗状況は、北海道42店舗、東北82店舗、関東249店舗、中部159店舗、近畿163店舗、中国66店舗、四国33店舗、九州・沖縄128店舗で、総店舗数は922店となっている。

通期業績は、売上高1405憶3000万円(3.1%増)、営業利益79億4000万円(0.9%増)、経常利益81億2000万円(0.9%増)、当期純利益54億4000万円(6.3%)を見込んでいる。

検索ワード:西松屋 第2四半期累計 増収減益 衣料部門  雑貨部門

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