DCMnews|連結効果とPB好調で上半期営業収益2326億円・営業利益率5.7%
DCMホールディングス(株)(東京都品川区、久田宗弘社長)は2018年2月期第2四半期決算を発表した。
3月1日~8月31日までの上半期業績は、営業収益は2325億9700万円(前年同期比1.0%増)、営業利益134億5300万円(4.2%増)、経常利益131億5100万円(7.7%増)、四半期純利益85億0600万円(15.6%増)の増収増益となった。
営業利益率と経常利益率はいずれも5.7%。
上半期は9店舗を出店、4店舗を閉店した。この結果、期間末の店舗数は661店舗となった。陣容はDCMホーマック282店舗、DCMカーマ166店舗、DCMダイキ159店舗、DCMサンワ33店舗、DCMくろがねや21店舗である。
天候不順や熊本地震の震災需要の反動により販売が伸び悩んだが、2016年12月に子会社化したDCMくろがねやの連結効果などもあり、売上高は増収となった。また、DCMブランド商品については、雑誌掲載やテレビCM等販促強化に取り組んだ効果などで、販売が好調に推移した。
主要商品部門別の状況は以下の通り。
第1に、園芸・エクステリア部門の売上高は444億8900万円(前年同期比2.7%増)。園芸用品は、散水用品や日除け用品の販売は伸び悩んだが、DCMブランド商品は、企画提案に注力した除草剤や除草シート等の販売が好調に推移した。
第2に、ホームインプルーブメント部門の売上高は443億3500万円(1.9%増)となった。防災関連商品や網戸関連商品は伸び悩んだが、工具用品は、プロ専門店での販売が好調に推移した。
第3に、ホームレジャー・ペット部門の売上高は359億0700万円(0.9%減)で減収。フィットネス用品の販売用品は堅調だったが、レジャー用品やペットフードの販売が伸び悩んだ。
第4に、ハウスキーピング部門の売上高は570億9800万円(0.4%減)と、こちらも減収。冷水筒・ボトル等夏物商品の販売は伸び悩んだが行楽用品は堅調に推移した。日用消耗品は殺虫剤や紙類が低調だった。
第5に、ホームファニシング部門の売上高は149億1900万円(2.2%減)の減収。重点販売に取り組んだDCMブランド商品のプラスチック収納の販売は好調だったものの、インテリア用品や組立家具の販売が伸び悩んだ。
第6に、ホームエレクトロニクス部門の売上高は164億5300万円(0.1%増)と微増。電池や懐中電灯等の販売は不調、企画提案を実施したメガネ関連商品や取り組みを強化している電材関連の販売は堅調だった。
企業別売上高では、DCMホーマックが970億5100万円、DCMカーマが679億9400万円、DCMダイキが482億8300万円。
通期の連結業績は、売上高4568億円(前期比3.0%増)、営業利益206億円(5.0%増)、経常利益198億円(3.5%増)、純利益122億円(5.2%増)の増収増益を計画している。
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