スギnews|6つの施策・36新規出店で上半期売上高2295億円・粗利益9.7%増
スギホールディングス(株)(愛知県大府市、榊原栄一社長)は、2018年2月期の上半期決算を発表した。
3月1日~8月31日までの業績は、売上高2294億9900万円(前年同期比 5.4%増)、営業利益125億6400万円(7.4%増)、経常利益130億7800万円(7.5%増)、四半期純利益86億7900万円(17.2%増)と増収増益だった。
売上総利益は651億5100万円(9.7%増)、販売費と一般管理費は525億8600万円(10.3%増)。
売上高対比の営業利益率は5.5%、経常利益率は5.7%だった。
期間中は6つの施策に取り組んだ。
第1に、「営業体制づくり」。顧客ニーズに合致した商品を迅速に展開した。そのことで個店単位でニーズに合った売場づくりが推進された。
第2に、後発品の利用促進、特定疾患向けの啓蒙強化、薬剤情報の一元管理サービス提供の強化などによる「処方せんの応需枚数増加策の実施」。
第3に、「地域密着・深耕策の推進」。行政・団体・地元企業などと連携した健康測定会・ウォーキング大会、管理栄養士による栄養アドバイス・食事相談会などを実施した。
第4に、「スクラップ&ビルド・改装の実施」。商勢圏づくりに向け、優先的エリアへの新規出店、小型店を大型化する増床改装などを進めた。
第5に、将来の事業拡大の中核を担う店舗人材の育成を目的とした入社後研修・社内大学など、実践・実学に基づく「研修・教育の充実」。
そして第6に、店舗システムの全面的入替および発注システムの精度向上などによる「店舗の効率向上策の実施」。
期間中に、36店舗の新規出店、31店舗の中・大型改装を実施した。一方で13店舗を閉店した。この結果、期間末の店舗数は1071店(前期末比23店増加)となった。
通期の業績は、売上高4550億円(前期比5.6%増)、営業利益240億円(5.1%増)、経常利益250億円(4.7%増)、純利益157億円(5.0%増)を見込んでいる。
検索ワード:スギホールディングス スギ薬局 第2四半期 決算