ヤマナカnews|上半期は営業収益495億円0.4%減・経常損失600万円

(株)ヤマナカ(愛知県名古屋市、中野義久社長)の2018年3月期第2四半期の業績。3月21日から9月20日までの6カ月の営業収益は495億2400万円(前年同期比0.4%減)、営業損失3200万円(前年同期は2億9900万円の営業利益)、経常損失600万円(前年同期は3億2600万円の経常利益)、純利益4400万円(72.3%減)と厳しい結果となった。

ヤマナカグループでは、2018年3月期までの中期3カ年テーマとして「経営の質を向上させ持続的成長を目指す」を掲げている。今期は中継ぎの最終年度に当たる。そのうえで、第1に、グループの強みを最大限発揮させる。第2に、店舗および本部の生産性を向上させる。第3に働き甲斐のある職場づくりをする。この3つの経営課題をベースに、今期は“カスタマー・ファースト”を基本方針として「お客さま支持No1店舗」を目指している。

商品政策では、消費者ニーズに対応して「簡便化商品・健康商品・おつまみ」などをテーマとしてこれらの品揃えの強化に取り組んだ。またデリカ部門では連結子会社であるサンデイリー(株)の米飯工場を活用することで米飯類の品揃えを拡充した。

販売政策では、創業95周年企画として記念商品の販売や記念キャンペーンを実施した。電子マネー機能を備えた自社ポイントカード「グラッチェプラスカード」を新たに5店舗で開始し、導入店舗は2017年9月末現在で65店舗となった。

9月に大府フランテ館(愛知県大府市)の改装を実施し、日々の献立づくりを助ける「クッキングさぽ~と」を導入した。「クッキングさぽ~と」は2017年9月末現在15店舗に設けられている。

通期の業績は、営業収益1008億円(前期比0.9%)、営業利益3億円(▲52.1%)、経常利益3億5000万円(▲51.4%)、純利益1億9000万円(▲60.5%)と減収を見込んでいる。

検索ワード:ヤマナカ 第2四半期 決算

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