パルタックnews|2017上半期好調/売上高4948億円4%・経常利益14%増

(株)パルタック(大阪市中央区、木村清隆代表取締役社長)の2018年3月期第2四半期の業績。売上高4948億3800万円(前年同期比4.2%増)、営業利益124億5000万円(16.4%増)、経常利益136億4500万円(14.4%増)、純利益93億5500万円(15.1%増)と増収増益となった。ドラッグストアの好調がそのまま反映された結果になった。


営業利益率は2.5%、経常利益率は2.7%。

同社は全国のドラッグストア、ホームセンター、コンビニエンスストア、スーパーマーケットに化粧品・日用品、一般用医薬品を販売する卸売事業を主事業とする。

同社は2016年3月期に「社会に真に必要とされる中間流通業に向けた取組み」をビジョンに掲げる3カ年の中期経営計画を策定した。

最終年度となる今年度は、第1に重点戦略である情報提供力を高めるための「情報システムの強化」、第2に「さらなる生産性向上」、第3に安心・安全をベースとした営業・物流などの中間流通業としての「機能強化」、第4に「人材の育成」という、4つの課題に取り組んだ。

物流面では、中国エリアにおける配送効率向上を目的として「FDC(Front Distribution Center)広島」(広島市佐伯区)を新設し、2017年5月から稼働させた。「RDC(Regional Distribution Center)沖縄」(沖縄県うるま市)の増設は2017年11月の稼働を計画する。

さらに、「RDC新潟」(新潟県見附市)のリプレイスでは、労働人口の減少を見据え、より少ない人数で流通加工を可能とする新しい仕組みでの運用を目指す。

通期業績は、売上高9600億円(前期比4.1%増)、営業利益215億円(12.4%増)、経常利益240億円(11.2%増)、純利益160億円(9.5%増)を見込む。

検索ワード:パルタック メディパルホールディングス 第2四半期 決算

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