スギ薬局news|第3Q 3411億円6%増・経常利益7%増で絶好調
ドラッグストア第6位のスギホールディングス(株)(愛知県大府市、榊原栄一社長)が、2018年2月期の第3四半期決算を報じた。
第3四半期までの売上高は184億6500万円増の3411億2900万円(前年同期比5.7%増)、売上総利益は 81億円を加えて969億4200万円( 9.1%増)と増収。
販売費及び一般管理費は69億200万円増えて、790億8700万円(9.6%増)。
結果、営業利益は11億9800万円増の178億5500万円(7.2%増)、経常利益は12億3400万円増の186億5400万円(7.1%増)だった。四半期純利益は16億1500万円上積みして、124億1900万円(15.0%増)と、増収増益の好成績だった。
売上高対比営業利益率は5.2%、同経常利益率は5.5%と、合格点の収益性を確保している。
この好成績には、第1に、お客のニーズや競争環境の変化に迅速かつ的確に対応できる営業体制をつくったこと、第2に、ウェルネスを基軸とした商品・サービスの拡充と売場づくりを実施したこと、第3に、行政・団体・地元企業などと連携した地域密着・深耕策を推進したこと、第4に、地域ドミナント強化を目的としたスクラップ&ビルド・改装を実施したことが奏功した。また、入社後の研修や社内大学などを実施することで、人材育成にも積極的に取り組んでいる。
新規出店52店舗のほか、 60店舗の中・大型改装、15店舗の閉店を行い、11月末時点の店舗数は前期末比37店舗増の1085店舗。同社を含め、ドラッグストアチェーンの出店意欲はまったく衰えていない。
検索ワード:スギ スギ薬局 ドラッグストア 2018年2月期