イオンnews|東北の食品事業2020年3月1日統合し「イオン東北(株)」誕生

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イオン(株)(千葉市美浜区、岡田元也社長)は、グループのマックスバリュ東北(株)とイオンリテール(株)東北カンパニーを2020年3月に経営統合する。12月10日に統合の具体策と戦略を発表した。

東証2部上場のマックスバリュ東北をイオンの完全子会社化したうえで、東北カンパニーのスーパーマーケット事業を移し、社名を「イオン東北(株)」に変更する。2020年2月27日付で、マックスバリュ東北は上場廃止となる。

これにより2000億円規模のスーパーマーケットが誕生することになり、東北エリアでは(株)ヨークベニマルに次ぐ規模だ。

この両社統合は次の4点を期待して進められる。

①これまで以上に効果的な投資を迅速な判断のもとで行うことができる。

②必要に応じて財務的な支援を受けることができ、マックスバリュ東北の財務基盤の安定化につながる。

③ITや物流といった事業基盤をグループ内で共通化することによって、最適な生産・運搬・販売体制が確立でき、経費節減による収益力向上につながる。また、イオンのブランド力・開発力を活かした商品展開、グループのマーケティング戦略を取り入れた効率的な店舗展開を進めることで、競争力をもった店舗運営を行うことができる。

④イオン東北に関わる事業を承継することを通じて、マックスバリュ東北の事業規模が拡大するだけでなく、東北地域における事業の効率化をより一層推進することができる。

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