ウエルシアnews|コクミンとフレンチを6/1完全子会社化

M&A

ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、松本忠久社長)は1月18日に、(株)コクミンと(株)フレンチの株式を取得し、資本業務提携(子会社化)することについて決議すると発表していたが、6月1日を予定日として、コクミンの取得株式数40万1604株(議決権の93.86%)を株式取得価額203億9800万円で、フレンチの全2万株を13億3300万円で取得して、完全子会社化すると発表した。

コクミンは不動産賃貸の三絹(株)が筆頭株主で、フレンチは三絹の完全子会社。コクミンは、北海道・関東・関西・九州など主要都市の大型商業施設・空港・ 駅前駅中・繁華街・住宅地といった好立地に出店している。また、フレンチの調剤事業も、大学病院や大型総合病院の門前を中心に、クリニックモール内や駅ターミナルなど、多様な立地で展開している。ウエルシアグループでは今後強化する都市型店舗、全国への出店網拡大を図ると同時に、コクミンを買収することで関西圏の地盤を固める。

コクミンの2021年4月期売上高は前期比36.4%減の398億0700万円となり、営業損失27億4900万円、経常損失20億1700万円、当期純損失25億9000万円の赤字だった。またフレンチの売上高も前期比25.1%減の3億6700万円、営業損失5400万円、経常損失4600万円、当期純損失4600万円だった。

関連カテゴリー

M&A

M&A 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧