カインズnews|プロ特化EC運営の卸問屋「大都」の全株式取得へ

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(株)カインズ(群馬県本荘市、高家正行社長CEO)は10月21日(火)、資本提携関係にある(株)大都(大阪市生野区、山田岳人社長)の全株式取得に向け、基本合意を締結した。今後、デューデリジェンスなど必要な手続きを経て、正式な契約締結および株式取得の可否を決定していく。株式譲渡契約締結日は11月下旬、株式譲渡実行日は12月下旬を予定している。

大都は1937年に大工道具の卸問屋として創業。「日本の住まいを変えていく」をコンセプトに、工具の販売にとどまらず、DIY マーケットや住宅・インテリア産業を中心に新しいサービスを次々に展開してきた。また2002 年にオンライン通販事業に参入。現在はBtoB (事業者向け)通販サイト「トラノテ」を運営して、建設業など現場で必要な工具や消耗品400万点以上を販売する。さらにBtoC(モール出店)では工具や塗料などDIY用品の国内最大級のECサイト「DIY FACTORY」を運営。取引先との国内最大級のデータ連携システムを自社開発し、工具業界のサプライチェーンプラットフォームを構築している。

大都をカインズグループに迎え入れて協業体制を敷き、カインズがもつ250以上の店舗網と大都のプロ特化EC、さらに両社のサプライヤーネットワークをフル活用することで、プロが道具や材料をストレスなく購入できる唯一無二のビジネスモデル確立を目指す。

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