OICグループnews|「CHICAGO RAMEN」が傘下に/米国進出の足掛かり
(株)OICグループ(神奈川県川崎市、高木勇輔社長)は10月30日付けで、「CHICAGO RAMEN」を展開する(株)KEING CORPORATION(ケイングコーポレーション、池端健太社長)のグループ入りを発表した。同日付けで株式譲渡契約を締結した。

ケイングコーポレーションはアメリカ合衆国イリノイ州に「CHICAGO RAMEN」を中心に展開する 。多様な食文化が育む美食の街「シカゴ」を中心に、ラーメン店など 11店舗展開し、高い人気を獲得している。

代表の池端氏は、2011年から14年間にわたりアメリカでのラーメン事業に従事してきた専門家。「アメリカで一番のラーメン屋に」、そして「日本食を世界に」という両社共通の理念が一致し、このたびの参画となった。
OICグループはアメリカ進出の足掛かりに「CHICAGO RAMEN」をはじめ、グループシナジーを活用したさまざまな「日本食」の展開に取り組む。ケイングコーポレーションの事業基盤と、OICグループのシナジーを最大限に生かし、日本の「おいしい」をアメリカ全域、さらには世界へと広げる「食のテーマパーク」の海外展開を本格的に加速させる。
OICグループはグループの(株)eatopiaホールディングスを通じて外食事業を進めていて、銀座ろくさん亭、そばがみ、ギュウトピア、山科、ソラノイロなどの飲食ブランドを展開している。「CHICAGO RAMEN」が加わったことで、今後の具体的な展開として、次の3つを挙げている。
①ミシュラン獲得のラーメン店「ソラノイロ」と「CHICAGO RAMEN」の合同メニュー開発
②道場六三郎「銀座 ろくさん亭」、「ソラノイロ」、日本料理「そばがみ」など、グループシナジーを生かしたアメリカでの多業態「日本食」レストランの店舗展開
③アメリカ中西部をはじめ、アメリカでの「ロピア」の店舗展開
