マイボイスnews|第11回「カップめん」に関する調査/9割が「ラーメン」喫食

マイボイスコム(株)(東京都千代田区、高井和久社長)が、11回目となる「カップめん」に関するインターネット調査を実施した。

2023年3月1日~5日に MyVoice のアンケートモニターに対して行われ、回答者数は9981人だった。

このアンケートで明らかになったことは二つ。

一つは、カップめんを食べる人は9割弱。週1回以上食べる人は約25%で、男性では3割強、女性では約16%だった。過去の調査と比較すると、普段から「カップ焼そば」や「カップうどん」を食べる人が増加傾向にある。

もう一つは、カップめんのイメージが「手軽」が5割強、「おいしい」が約45%。次いで「味が濃い」「カロリーが高い」「健康によくない」「栄養バランスがよくない」が各30%台だったこと。「栄養バランスがよくない」は、女性や若年層で比率が高かった。

■普段食べるカップめんのタイプ
普段食べるカップめんのタイプは(複数回答)、「カップラーメン」がカップめんを食べる人の90.9%、「カップ焼そば」「カップうどん」が各50%台、「カップそば」が41.9%となった。「カップ焼そば」は男性10~50代で各60%台、「カップそば」は男性50代で5割強と高くなっている。20年の調査と比べて、「カップうどん」「カップそば」を普段食べる人は増加傾向にある一方で、「カップラーメン」は微減、「カップ焼そば」は横ばいだった。

■カップめん選定時の重視点
カップめん選定時の重視点は(複数回答)、「味」が83.5%、「価格」が62.8%、「スープ、つゆ」が31.2%、「麺」「食べ慣れている」「容量」が各2割強だった。カップ焼そば主利用者では「味」「価格」に続き、「容量」「食べ慣れている」「商品ブランド」が上位にあがった。カップパスタ主利用者では「カロリー」「調理のしやすさ」が高い傾向にある。

■カップめんを食べるタイミング、食べる場面
カップめんを食べるタイミングは(複数回答)、「平日:昼食」がカップめんを食べる人の54.9%、「休日:昼食」が45.7%、「平日:夕食」が10.9%。「平日:昼食」は女性や高年代層、「休日:昼食」は若年層、「平日:夕食」は男性10~30代で高くなっている。

カップめんを食べる場面は(複数回答)、「食事を短時間で済ませたい時」がカップめんを食べる人の41.2%、「すぐに食べたい時」「食事の準備・後片付けが面倒な時」が各3割強となった。女性30~40代では、「食事の準備・後片付けが面倒な時」が1位だった。週に2~3回以上食べる層では、「温かいものが食べたい時」「安く済ませたい時」が高くなっている。

■カップめんのイメージ
カップめんのイメージは(複数回答)、「手軽」が50.7%、「おいしい」が44.7%、「味が濃い」「カロリーが高い」「健康によくない」「栄養バランスがよくない」が各30%台「栄養バランスがよくない」は女性や若年層で比率が高く、女性10・20代では1位だった。「味が濃い」「健康によくない」も女性でやや高くなっている。

「カップめんの好きな商品・理由」についての回答者のコメントでは、
•ライフのPBのトマトラーメン。あまり売っていない味で、味のバランスが取れていて美味しい。(男性26歳)
•セブンプレミアムのもちもちの木が飛びぬけて美味しいので好き。(男性43歳)
•日清カップヌードルのカレーが好きで、たまに無性に食べたくなる。(男性48歳)
•ドンキだけで売っている、格安のカップ麺は4種類のある中で、カレー南蛮うどんが好き。(男性53歳)
•ペヤング、一平ちゃんがちょうど良い量と味付けがいい。お祭りなどの屋台の味に似て好み。辛子マヨネーズがうれしい。(女性28歳)
•力もちうどん。お餅が好き。(女性42歳)
•日清のカップヌードルはスープが美味しく全部飲んでしまう。(女性55歳)
•一人分の少量のうどんを作るのは面倒なのでカップうどんはありがたい。(女性73歳)
などがあった。

関連カテゴリー

新商品 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧