大西衣料news|シニア向け新ブランド今春発売/スーパーマーケット向け衣料

衣料専門店、スーパーマーケットを始めとした小売店のラックジョバーである大西衣料(株)(大阪市中央区、大西寛社長)は2月14日(水)、シニア(65~75歳)およびシルバー(75歳以上)世代向けのアパレルブランドの立ち上げを発表した。ラックジョバーとは小売店の売場の一部について商品構成や販促などの運営の一切を受託する専門卸または小売業をいう。

シニア向けが「MEBAE」で、シルバー向けが「衣ごこち」と名付けられたブランドは、今後、ラックジョバー事業として取り組みを希望する全国のスーパーマーケットやディスカウントストア、ホームセンターへ導入を進める。MEBAE(ミバエ)は、「見映えがいいと、心もはずむ」のメッセージを込めたプライベートブランド。

男女のシニア世代向けに、「見た目も気分も若々しく~実年齢マイナス15歳」をコンセプトに掲げ、スタイルが良く見える商品を開発した。3月の夏物商品から販売を開始する予定だ。2024年夏物のインナー、2024年秋冬物のアウター、ボトムの販売を開始し、順次、アイテムの拡充を図る。衣ごこち(いごこち)は、名称由来でもある「着心地がいいと、心もはずむ」をコンセプトに掲げ、着ることで喜びを感じられることを意識して開発された商品。

2023年9月から秋冬物のインナーレッグを販売しており、75歳以上の男女シルバー向けに、豊富なサイズを取り揃えて、インナーレッグとアウター、ボトムから展開し、順次アイテムの拡充を図る。両ブランドとも、店頭販売価格は本体価格1980~4980円(インナーレッグは980~2980円)を想定。シーズンものを含めた商品カテゴリーの拡大を図ることで店頭の需要創出に努める。

大西衣料では、衣料品小売店のほか、ドラッグストア、ホームセンターやスーパーマーケットなどへの商品供給のほか、商品構成、売場レイアウト、売場運営アドバイス、販促など総合的な運営支援を行っている。全国の導入店の毎日の販売POSデータをもとに、販売・在庫情報をリアルタイムに収集・分析し、週単位で在庫量をコントロールする。

季節・生活催事などの市場動向や消費者ニーズにあわせて、商品を適時・適量な品揃えで補充していくシステムとなっている。店舗側の業務は品出し対応のみで、在庫確認や発注を行う必要がなく、自動納品される。専任バイヤーが不在でも品揃えを実現し、季節商品の構成比率が高い鮮度ある売場を保つ。返品入替え制で小売り側の在庫リスクがないのが特徴としている。

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