イオン九州news|大分県産「有機じゃがいもを使用したポテトチップス」発売

イオン九州(株)(福岡市博多区、柴田祐司社長)と、イオンアグリ創造(株)、カルビー(株)は、今年で5年目となる、大分県産「有機じゃがいもを使用したポテトチップス うすしお味」を7月29日(月)から順次販売する。本体価格は198円。

今年の販売エリアは、九州内の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」「マックスバリュエクスプレス」223店舗と、本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」「マルナカ」「ダイエー」などの店舗で限定販売する。数量限定商品なので、なくなり次第販売終了となる。また本州・四国エリアでは、限定店舗での販売となる。

このプロジェクトは持続可能な方法で生産された作物を商品化し、より環境に配慮した商品を消費者へ提供したいというイオン九州の提案からスタートした。イオンアグリ創造は有機JAS認証の大分九重農場で原料となるじゃがいもの栽培を行い、カルビーは鹿児島工場で商品化に協力した。

2016年の土壌作りを行い、2017年・2018年に試験栽培を実施した。2020年に商品化に向けて苗植えを開始し、今年で「有機じゃがいもを使用したポテトチップス」の販売も5年目を迎えた。

2022年からは、じゃがいもの有機栽培に加えて「食品リサイクルループ」のしくみで生み出された環境にやさしい“たい肥”を使用し、より環境に配慮したサステナブルな取り組みがプラスされている。

「食品リサイクルループ」は、イオン九州の大分県内の「イオン」「マックスバリュ」14店舗から出た食品廃棄物を(株)環境整備産業(大分市)が回収・たい肥化し、イオンアグリ創造の農場でそのたい肥を使用して農作物を栽培し、収穫された農作物をイオン九州の店舗で販売する取り組みだ。

今年のポテトチップスは、「食品リサイクルループ」から生まれた“たい肥”をイオンアグリ創造大分九重農場の土に追加し、2024年の3月に種芋を植え、7月中旬頃に収穫された有機栽培じゃがいも約9.5トンを、カルビー鹿児島工場で商品化した。

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