イオン九州news|熊本県立大学生考案の減塩「ほっこり彩り弁当」2/22発売
イオン九州(株) (福岡市博多区、中川伊正社長)は公立大学法人熊本県立大学および熊本県とコラボし、企画立案した減塩の「ほっこり彩り弁当」を発売する。
「ほっこり彩り弁当」は健康に配慮した減塩弁当を熊本県が提案し、熊本県立大学の学生がレシピを考案し、そのレシピに基づいて製造する。2月22日(土)から、熊本県内の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」の24店舗で数量限定販売をする。予定数量に達し次第、販売は終了する。
2022年度の熊本県民健康・栄養調査の結果から、成人の約3人に1人が「肥満」という状況から、県民の食生活の改善が急務な状況にあるが、野菜や食塩摂取量は、依然として国が示す目標量に達しておらず、「主食・主菜・副菜を揃えた食事を1日2回以上食べる人の割合」は、働き盛り世代が少ない傾向にある。また、熊本県民の約4割が中食を利用しており、30~40歳代でその割合が高い。
そこで、熊本県立大学の学生がスパイスや出汁を使用した南蛮やカレー味などの味付けをすることで食塩含有量3g以下に抑えたレシピを考案した。減塩だけではなく、肉、野菜、魚をバランスよく摂取でき、季節野菜を使用することで彩りよく見た目にも鮮やかな弁当となっている。
また熊本県立大学が熊本県内のさまざまな地域の食の魅力を探し、学食でメニュー開発を行い、学内外への食育を実施する学生グループ「たべラボ」の取り組みの一環である「青パパイヤの喫食機会を増やす」ことにも貢献している弁当だ。