イオンnews｜｢トップバリュ手巻きおにぎり｣MSC認証の紅鮭･たらこに切替え

イオン(株)（千葉市美浜区、岡田元也社長）は、「トップバリュ手巻きおにぎり」の紅鮭とたらこ２種類を、MSC認証の具材に切り替える。関東の「イオン」「イオンスタイル」など約200店舗で12月21日（木）から販売開始。その後グループ1400店舗に拡大する。MSC認証具材のおにぎり販売は、「大手小売業として世界初の試み」とリリースに書いてある。

今回のおにぎりに使用しているMSC認証の紅鮭は、最も脂が脂がのるとされる６～７月に、アラスカのブリストル湾で獲れたもの。振り塩後、一昼夜じっくりと熟成させることで紅鮭のうまみを凝縮し、ふっくらと焼き上げた。本体価格128円。

また、MSC認証のたらこは、卵を持つ２～４月に獲れたすけとうだらのものだ。こちらも一昼夜、イオンオリジナルのタレにつけて味をしみさせたあと香ばしく焼き上げている。本体価格108円。

海苔はくちどけがよい「有明海産海苔」を使用。さらに海苔に無数の小さな穴をあけることでシニアや子どもにまでも噛み切りやすいよう工夫されている。

イオンは、持続可能な漁業で捕られた水産物「MSC認証商品」を2006年に、また環境や社会に配慮した養殖場で生産された「ASC認証商品」を2014年に、それぞれアジアの小売業として初めて発売した。現在、MSC認証商品は21魚種34品目、ASC認証商品は7魚種15品目となっている。

＊MSCとは、Marine Stewardship Council（海洋管理協議会）のこと。持続可能な漁業を推奨する独立した非営利団体で、設立は1997年。漁業の方法に変化をもたらすことを目的に、水産資源の減少から増加への転換、漁業者の生計維持、世界の海洋環境の保全などを目指した団体。

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