楽天news|デジタルマーケティング新会社「楽天スクリーム」設立

楽天(株)(東京都世田谷区、三木谷浩史社長)とSQREEM Technologies Pte. Ltd.(シンガポール、イアン・チャップマン バンクスCEO)は、AIによる行動パターン分析を軸としたデジタルマーケティングソリューションを開発し、日本国内の広告主企業に提供する新会社「楽天スクリーム株式会社」を設立した。

楽天スクリームは、楽天と、AIをベースとしたマーケティングソリューションを提供するSQREEM社が、同社の日本部門SQREEM Technologies (Japan) Pte. Ltd. を通じて、共同で出資し設立した。

今後、1億人以上の楽天会員に基づくデータ、SQREEM社の持つ行動パターン分析データを活用し、インターネット広告におけるメディアバイイング(広告枠の仕入れ)や消費行動の精緻な分析が可能なデジタルマーケティングソリューションを提供していく。また、関係法令を遵守しオンライン上のオープンデータを分析することで、開発・提供を行っていく。さらにユーザーデータに配慮しながら、広告主企業に提供する広告パフォーマンスの最大化を目指していく。

SQREEM社は、シンガポールをはじめとするアジア各国において、オンライン上のオープンデータなどを独自のAI技術と大量データの取得技術を組み合わせて収集・分析する「行動パターン分析プラットフォーム」を活用する。個人の属性情報などに依存することのないマーケティングソリューションを提供している。

■楽天スクリーム(株)(Rakuten SQREEM, Inc.)
所在地/東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
資本金/1億円
出資比率/楽天株式会社51%、SQREEM Technologies (Japan) Pte. Ltd. 49%
設立日/2019年10月25日
営業開始日/2020年2月3日
代表者/代表取締役社長 清水 竜元
事業内容/楽天会員に基づく消費行動分析データおよびSQREEM社の行動パターン分析データを活用したデジタルマーケティングソリューションの開発・提供

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