日本VC協会ニュース|齋藤会長再任/新副会長にコスモス・ベリーズ三浦氏
6月1日(火)、一般社団法人日本ボランタリーチェーン協会の第51回全国大会が、東京の芝パークホテルで開催された。
総会では、会長、副会長の選任が行われ、会長には齋藤充弘全日本食品(株)代表取締役会長が再任された。
副会長には新たに愛知県の加盟店1万2000店の家電ボランタリーチェーン、コスモス・ベリーズ(株)の三浦一光代表取締役会長が新任された。
副会長は重任の5氏に、三浦氏が加わって、6名となった。
西川八十行西川産業(株)代表取締役社長
村内健一郎日本優良家具販売協同組合理事((株)村内ファニチャーアクセス代表取締役社長)
管田茂ジュエラーズジャパン(株)取締役会長
佐伯行彦協同組合セルコチェーン理事
泉田幸雄オールジャパンドラッグ(株)業務統括担当取締役。
総会後に齋藤会長は、日本ボランタリー協会の役割の重要性を改めて強調した。
「安倍政権が6月2日に、名目GDP600兆円を目指すために閣議決定した『日本最高戦略2016』では、10の重点戦略の中で、サービス産業の生産性の向上、中堅中小企業の革新の2つの項目があげられている。政府主導で、小売業の生産性向上の調査事業が行われ、全国から12企業が参加したが、そのうち6企業がボランタリー協会の会員企業だ」
「また中小企業、小規模事業者の経営力向上を目指す『中小企業等経営強化法』では、事業分野別経営力向上推進機関に当協会が認定を受けた。この法律の実施例としてボランタリーチェーンの活動が大きく取りあげられている」
「日本最高戦略2016でも、中小企業等経営強化法においても、施策の中心にはITの利活用による革新的サービスの推進が据えられている。クラウドに移行しはじめたIT環境を背景に、ビッグデータ、IOT、AI、ロボットなどが話題だ。協会でも情報化、IT化の再構築に取り組むことを主たる活動にすることを決定してる。今年度はその実施に向けた活動を行っていく」
日本ボランタリー協会の調査によると、ボランタリーチェーン組織は日本全国に200社以上存在し、加盟店は10万店を超える。年間の販売額は10兆円規模だ。ボランタリー組織が誕生して50年を経過する。齋藤会長は「再度、ボランタリーチェーンに光が当たり始めている」と意気込みを語っている。
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