ユニクロが中国アリババ・Tモール「独身の日」セールで売上ランク4位

中国では「11月11日」を「独身の日」とし、独身者が自分のための買物をする日としてネット上で1日限りのセール・プロモーションが展開される。
仕掛け人は、ネット通販サイト「Tモール(天猫商城)」を運営するアリババ・グループ。2009年から「1」が並ぶさまを、独身者が並ぶ様子に見立てて仕掛けてきたが、今年は、25カ国から4万の出店者が参加。

 

その中でユニクロが昨年比約2倍の6億元以上(約1億米ドル)の売上げを達成し、全業態4位(昨年5位)、アパレル部門1位(2年連続)に輝いた。

2015年 Tモール「独身の日」セール 売上トップ企業

1位 小米 (Xiaomi)
2位 華為 (Huawei)
3位 蘇寧 (Suning)
4位 ユニクロ
5位 魅族 (Meizu)
6位 ハイアール(Haier)
7位 実創 (Sitrust)
8位 林氏木業 (LinShiMuYe)
9位 楽視TV (Letv)
10位 聯通華盛 (VSENS)

※中国のインターネットサイト「天下網商」より引用(ファーストリテイリング公式サイトより)

 

株式会社ファーストリテイリング 代表取締役会長兼社長 柳井 正のコメント

「今回のセールで、ユニクロが全業態4位、アパレル部門1位という実績を達成できたことを、非常に光栄に思っております。これは、ユニクロをご愛用くださるすべての中国のお客様のおかげであり、心から感謝申し上げます。私たちは今後も、中国に限らず全世界でインターネットビジネスを拡大し、より多く のお客様にユニクロの良さをお伝えしていきたいと考えております」

 

今回、ユニクロは 「ヒートテック」や 「ウルトラライトダウン」、「フリース」など、ユニクロの秋冬商品のほとんどを、通常よりもさらに割引価格で提供した。

 

アリババ集団は午前零時にスタートした24時間で売上げ912億1700万元(143億米ドル)を記録。前年同日の571億元から1.6倍の売り上げだ。アリババは中国ネット通販市場の80%を占めるといわれる。ただし、楽天のモールのようなもので、amazonとは異なるビジネスモデル。
それでも、1日で日本円にして1兆7600億円を売り上げた「独身の日」セール。中国経済が鈍化しているとはいえ、驚くべき数字で、世界中のメディアが発信している。

 

その中で、4位の売上げに輝いたユニクロ。ジャパン・テクノロジーを前面に押し出すと同時に、世界水準の商品力を持って、ネットビジネスへと傾斜するユニクロ。グローバル規模での闘いへの参画が、ユニクロを磨いている。

 

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